僕はロボットごしの君に恋をする

こんばんは、個別指導塾Lの竹下です。

あと数時間でGWが終わってしまいますね。皆さん何をして過ごしていましたか？

リフレッシュできたでしょうか。

今回紹介する本は山田悠介さんの「僕はロボットごしの君に恋をする」です。中学生の頃、朝の読書の時間は毎回決まって山田悠介さんの作品を読んでいたのですが実に数年ぶりの山田悠介作品です。

(意図していませんでしたが２連続で人型AIについての作品になってしまいました。笑)

主人公の健は人型AIを操る操作員。

思いを寄せる女性(咲)が勤める企業へテロ予告があり、健は特殊任務として人型AI(翼)を遠隔操作し、警備にあたることになる。

特殊任務という名目を使って、咲を警備したり、一緒に食事をしたり。

健は咲が好き。でも健が人型AI(翼)で近づけば近づくほど咲は翼に恋をする。

切ない恋ですね。

ロボットごしに会話もでき、デートもできるが自分のことを好きにはなってもらえない。

ロボットごしで恋に落ちてしまった健に残された選択肢はこの２つ。
・ロボットごしではあるが咲から好意をもたれている関係を続ける
・咲からの好意がなくなってしまうのを覚悟して正直に打ち明ける
みなさんならどちらを選びますか？
また、健はどちらを選んだのでしょうか。

山田悠介作品らしいラストは必見です。ぜひ読んでみてください。
アニメPVもあるようですのでそちらを先に見ると世界観がなんとなくわかるかもしれません。

余談ですが、主人公が恋する女性の名前「咲(さき)」が慣れるまでどうしても「朕(ちん)」に見えてしまい、咲が出てくるたびに頭の中にルイ14世登場して集中できませんでした。(山田悠介さんごめんなさい)