離任式
今日は元勤務校の離任式でした。
せっかくの機会ですので、話したことを備忘録として残しておこうと思います。
(実は3年間教員をやっていましたが全校生徒の前で話すのは初めてで緊張したせいで、記憶は曖昧ですがご容赦ください)
ステージ上に上がると、前列のセンターに元担任のクラスがいました。
クラス順なので当然なのですが、近くで一人ひとりの顔を見れる機会はもうないと思っていましたので、嬉かったです。
私の話す順番は6人中5番目でした。
先生方の話を聞きながら全校生徒を見ていると、授業も受けたことのない、関わりのないはずの先生の話でもみんな顔を上げて、真剣に聞いています。この高校の生徒のそんな真面目なところが大好きです。
担任をしていても、授業をしていても、真面目な生徒たちに何度助けられたかわかりません。
もちろん私の話も、新3年生だけでなくほとんど関わりのなかった新2年生も真剣に聞いてくれていました。
ぜひ後輩へ受け継いでいってほしい姿勢です。
前置きが長くなりましたが、以下離任式で話したことです。
教員になって初めてこの高校にやってきてそこから3年間、先生として過ごしてきました。
「受験のためだけでなく、理科を楽しんでもらうこと」
「生徒のみんなが楽しく伸び伸びと学校生活を送れること」
この2つが私の教員としての目標であり、課題でした。
授業では、
豚の血液を固めてみたり、
豚の腎臓を解剖してみたり、
鳥の脳を見てみたり、
いろんな工夫をしてみたつもりです。
先生方には「マッドサイエンティスト」と言われたこともありましたが、みんなの印象に残っていれば本望です。
そしてみなさん、
この高校で1年または2年過ごしてきて、
学校は楽しいですか?
私は生徒のみなさんの楽しそうな顔を見るのが大好きでした。
その顔を見られただけで先生になってよかったなあと思います。
学校の主役は、生徒の皆さんです。
皆さん次第で、もっともっと楽しい学校
もっともっといい学校にしていけると思います。
そして、数年後皆さんは社会人になります。
そのとき社会での主役は皆さんです。
より良い社会を作って行かなくてはなりません。
そのためにも、この高校で多くのことを学び、成長してください。
最後に、先生方。
3年間本当に多くのことを教えていただきました。
ありがとうございました。
先生方に教わったこと、
この高校で学んだことを胸に、
新たな道に進んでいきます。
少し遠くからにはなりますが、
生徒の皆さんと先生方の今後のご活躍を応援しています。
3年間ありがとうございました。
おそらくこんな感じで話したと思います。簡潔に話して終わろうと決めていましたが、短くまとまったのかな?
生徒が輝いてこその学校、
若手が活躍してこその社会、
という私の思いが伝わっているといいなあと思います。
メモ帳のアプリには昨日試行錯誤した長文の下書きが残っていますが、結局この中からは話しませんでした。
またどこかの機会でブログに書いて供養します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!