ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと

こんにちは。個別指導塾Lの竹下です。
久しぶりの読書記録です。

最近は「ディズニー 〇〇の神様が教えてくれたこと」シリーズを読んでいました。
シリーズ物ですので4記事連続での投稿となります。
今回は「そうじの神様」編です!

本書の主役

この本の主役は、ディズニーランドで「カストーディアル」と呼ばれる清掃担当のキャストの方々です。

ディズニーランドやシーの清掃担当のカストーディアル

登場する彼らは最初、カストーディアルという仕事に対して、「望んでなったわけではない。惨めな仕事だ。」とマイナスのイメージを持っています。

しかし、自身が懸命に磨き上げたアトラクションでゲストが心から楽しんでいる姿を見たり、掃除の結果、ゲストがゴミをポイ捨てしにくい環境を作れることを知り、カストーディアルの仕事に誇りを持つことができるようになります。

掃除している姿は誰が見ているわけでもないかもしれません。しかし、綺麗な環境だからこそお客さんは気持ちよく楽しむことができます。

ウォルト・ディズニーのそうじに対するこだわり

そうじは、パレードやアトラクションを演出するための舞台づくりなんだ

ディズニーの創設者、ウォルト・ディズニーは、掃除にとことんこだわり、高い理想をもっていたそうです。

そのウォルトの理想とは、常にパーク内が綺麗であること。
「1日に何回清掃した」ではなく、「常に綺麗であること」だそうです。


アメリカのディズニーは当初、外部の清掃業者に委託していたものの、ウォルトの理想を実現できず、直営に切り替えたとか。

この理想を実現したのがチャック・ボヤージンという人物。のちに「そうじの神様」とも呼ばれる人です。

彼は

「常に綺麗であるためには、汚しにくい環境を作ること。ゲストがゴミを床に捨てるのは、捨ててもいいという環境を作っているからだ」

と言い、自らが東京ディズニランドの初代カストーディアルの指導にあたりました。

帯にかかれた「この床に落ちたポップコーンを、君たちは食べられるかい?」という言葉。これもチャックの言葉です。

この指導があったからこそ、ディズニーランドが常にゴミの落ちていない状態に保たれているんですね。

しかし、私も含めこの意識で掃除ができている人はなかなかいないでしょう。

そうじの大切さ

カストーディアルに限らず、日常でも自分の部屋や職場など、掃除をする機会は多いです。

しかし、そうじの指導って難しいんですよね。
教員時代、苦手でした。
高校生なのである程度は何も言わなくてもやってくれるのですが、どうしても友達と話していて掃除に身が入らない子もいて。
そうじの指導といえば、軽く注意したり、私自身が一緒に掃除したりしたくらいですね。
そうじの大切さをもっと伝えてあげるべきだったなあとこの本を読んで思いました。

汚しにくい環境、過ごしやすい環境は自分たちで作るべきですよね。

Lでも、使った机や椅子は必ず綺麗にして帰るように指導しています。

さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さんもこの本を読んで、そうじに対する姿勢や考え方をもう一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

次回は「ありがとうの神様」編です。

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