豊橋市パートナーシップ制度

今日は朝から嬉しいお知らせがありました。
「豊橋市にパートナーシップ制度が導入されました!」という知人からのLINEです。

あわてて豊橋市のホームページを確認すると
「令和3年4月1日から開始」と書いてありました。
昨日からもう始まっていたんですね。

私はセクシャリティに関して大学生の頃から関心があり、様々なセミナーに参加したり、自分で情報を発信したりしてきました。

また、NPO法人ASTAの一員として愛知県内の学校での教職員研修などに参加してきました。そんな中で私の故郷でもある豊橋市がパートナーシップ制度を導入するという決断に踏み切ってくれて本当に嬉しいです。

昨年度担任をしたクラスでも、性の多様性についての授業を行ないました。
どんなセクシャリティの人がいるのか。
どんな場面で困っているのか。
私たちにできることは何か。
どんな社会をつくっていくべきなのか。

生徒たちはとても真剣に考え、それぞれの意見をワークシートに書いてくれました。
授業をしていて思ったのは、「意外と偏見がない」ということでした。

当事者の方と関わっていると、世間の目を気にしていたり、両親に打ち明けることができなかったりと、差別や偏見に悩まされている人が多くいらっしゃいます。

しかし、高校生の中では、大人が思っているほど偏見はないようでした。

「そういう人もいるんだなと思うだけ」
「友達にいても気にしない」
「打ち明けてくれたら嬉しい」

生徒がワークシートに書いてくれた言葉を見て嬉しくなったのを今でも思い出します。

これからの日本の未来を担う若者の認識は変わってきています。
そして、同性パートナーシップや同性婚などの制度も、日本はこれから大きく変わるでしょう。

豊橋がその先陣をきってくれたことを誇りに思います。豊橋のことがさらに好きになりそうです。

未来を担う若者たちが、このまま偏見をもたず健やかに育ってくれますように。

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